そうだ、ラジオ体操しよう
夕方。大切そうに、胸に「海苔」を抱えて歩いているおじさんとすれ違った。
スーパーに向かっていると、横断歩道の向こう側から、素で胸の前に食材を4階層にして積んで、そぅろ、とバランス取りながらおじさんが歩いてくる。そうだ、7月からレジ袋が有料になったんだ。ふと見ると、別なサラリーマンも、いかにもマイバッグ!という緑のマイバッグをぶら下げている。たったこれだけのことで、まちの景色は変わるんだな。
私は、12年前にいまの家に引っ越してきたとき、近所の商店街の日用品店の隅で埃をかぶっていたのを見つけて、以降、サザエさんみたいな買い物カゴを愛用している。ちょっと小さめなので、目分量を間違うと時々、冒頭のおじさん同様、食パンを胸の前に抱えて帰ることになる。
徒歩数分だからそれでいいんだけど、右手にカゴを下げ、左手で胸の前に食パンを抱えていると、最後に家にたどり着いて玄関の鍵を開けるのが難関なのである。おじさんはどうなったかな。みなさんは、「マイバックを忘れた時」どんな技を使ってピンチを乗り越えてますか?
◎
さて、ラジオ体操はじめることにしました。
思い起こせば、2011年の震災の後、私がつくった授業は「坐禅」でした。今も、その時の気持ちを忘れないように、毎年3月に坐禅の授業を続けています。今回も結局、同じことをしようとしているのかもしれません。
それは「無になる時間」の提案。
過去の「無になる時間」授業レポートはこちらから
ビジネスの世界では「今こそ、とことん考えろ」「こういう時にアクションできるやつが本物だ」となるのでしょうが、そこはいろいろ一流のみなさんにお任せして。マスメディアやSNSにあふれる情報、目に見えないウィルスへの恐怖、見失った生活のリズム、生活様式の変化によるストレス、抜かれたしりこだま、、、どうしてもグルグルしてしまう頭の回転を、3分だけ休めることを一緒にやろう、というお誘いです。
ほんとうは鴨川とか神社とかに集合したいけれど、その楽しみはもっと晴れやかな気分になれた時のためにとっておいて。
みながするなるzoomといふものを、カラスマ大学もしてみむとてするなり。
はい、ようやく感もありますが。zoom(ズーム)というアプリを使って集合します。スマホやPCを持っていて、Wi-Fi環境にあれば、おとなも子どもも、誰でも参加できます。
詳しくはこちらから。
録画保存や生配信はしないので、集まった人たちだけの刹那の時間。ただマスクのいらない安全な状況で、画面の向こう側の人たちと同時にラジオ体操をするだけ。少しだけスッキリして、それぞれの1日をはじめましょう。慣れないとうまく接続できなかったり、途中で通信が途切れてしまったりもしますが、そんな時は「今日はしょうがない」「またこんど」と思ってください。たぶんそれほど、毎回あっというまに終わります。笑
7月は、毎週日曜はわたしが、月曜はもっちーがホストをつとめます。
そうそう、ラジオ体操といえばスタンプカード!
もっちーがつくってくれました。やる気に満ち溢れすぎて、8月分まであります。笑。
それぞれで印刷して使ってください。夏の終わりに自慢し合いましょう。
では、みなさん、ご一緒に〜。
京都カラスマ大学からのお願い
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