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執筆者の写真京都カラスマ大学

「ポケットは夢の入り口」京都カラスマ大学、循環フェス2024に出店します

更新日:4月6日

久々のイベント出店!「ポケット屋さん by 京都カラスマ大学」、4月7日(日)に開催される「循環フェス2024」@梅小路公園に出店します。







全国から届く使いそびれた布や手芸用品が集まるリユース手芸店「めぐる布市」。めぐる布市からさらにバトンを繋いで、NPO法人京都カラスマ大学が新たな使い手となり、大きさも色も素材もカタチもさまざまな「ポケット」をつくることになりました。


「ポケット、、、屋さん?」


はい。ポケット屋さんです。


何を唐突に、、、と思われるかもしれませんが、かつて京都カラスマ大学は、西陣の「ひなや」さんと共に「Re:(リコロン)」という常設の衣料再生プロジェクトを運営していました。「サステナブル学科」という連続授業も協働しました。覚えている方はいらっしゃいますか?





2015年。まだ、「サステナブル」という言葉が広く一般には使われておらず、ギリギリまで「タンスの肥やし学科」というネーミングが候補に上がっていたことを今でも思い出します。笑。それを考えると、10年で社会は少しずつ進化しているんだなあとしみじみ実感したりするのですが、


時を現在に戻しましょう。


「みずのき美術館」による画材循環プロジェクト《巡り堂》の取り組みを知ったちょうど同じころ、


▼「画材循環プロジェクト《巡り堂》の取り組みを知る」授業レポートはこちらからhttps://www.karasumauniv.net/post/report_20230828_megurido



同じように全国から届く使いそびれた布や手芸用品が集まるリユース手芸店「めぐる布市」のことを知りました。どちらもとても素晴らしい取り組みである一方、抱える課題がありました。


それは「出口」を作るのが大変!問題。


断捨離時代、ごみ減の意識が高まっているこの時代に、家庭や企業から出てくる「不用品」は、とにかく集まるばかり。たまればそれを保管する建物や場所を確保する必要もあります。「片っ端から売ればいいじゃん」というのは簡単ですが、やはりしっかり仕分けたり検品したり、人の手をかけないと、次の手に渡すのはなかなかに難しいものなのです。


その大変さを10年前に「Re:(リコロン)」で学んだからこそ、わたしたちにもできることはないかなと思っていたタイミングで知ったのが、めぐる布市の《出口を広げるプロジェクト》でした。


めぐる布市から届いた4つのダンボール箱には、布だけでなく、ファスナーやパイピングテープなどのさまざまなパーツや絹糸といった素材も、こちらからの大雑把なリクエストで、一緒に詰めてもらいました。中身は、、、手芸好きにとってはまさに宝箱!


「これでなに作らはったんかな?」「カーテン地やな」「布団?」「わぁ、懐かしい!」「これ、なんやろー」




何気なくSNSにアップした1枚の写真を見て「貴重な素材なので見せてください」と、すぐに事務所を尋ねてくださったアクセサリー作家さんも。


誰かの不用品を、イベント会場でメッセージを伝えながら次の人に届ける工夫をあれこれ考えて、カタチにとらわれず、手芸好きのみんなで思い思いの「ポケット」をつくるチームが即席で結成されました。


できあがったポケットは、2024年4月7日(日)に京都・梅小路公園で開催される「循環フェス」に出店します。





循環フェスは、京都市を中心に新しい古着の循環の仕組みをZ世代と共に広げるリユースの祭典。イベントでこれを販売しながら、Z世代を中心としたまちの人たちと、リユースやエコ、手しごとの話ができるといいなと思います。


めぐる布市の出口は、夢の入り口。大きさも色も素材もカタチもさまざまな、手づくりの「ポケット」たちを、みなさんにお届けします。


会場内の0円マーケットで手に入れた服や、おうちで眠ってるあの服に似合うポケットを探しにきてくださいね。


循環フェス:https://junkan-fes.com/

京都カラスマ大学:https://www.karasumauniv.net/





 
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