【レポートあり】知られざる在日コリアンの歴史~ウトロ平和祈念館見学~
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\追記/授業レポートアップしました。 ブログ欄からお楽しみください。 https://www.karasumauniv.net/post/report_20230708_utoro ◎ ちょうど1年前、宇治市内に開設された交流施設「ウトロ平和祈念館」。 開館準備中に起きてしまった放火事件は大きくニュースにもなりましたが、在日コリアン問題が凝縮されたような場所 「ウトロ地区」での権利を求めた戦いの歴史と、共存に向けてのその奇跡を伝える施設です。 今回のカラスマ大学の教室は、この「ウトロ平和祈念館」。 京都に住んでいても、きっかけがなければなかなか訪れることがないであろう場所に、共に出合い、学びに行きませんか? 「在日問題」。 僕の生まれた千葉の片田舎には(おそらく)なかったことから、恥ずかしながら大人になるまで全く知らずに生きてきました。でも、あるときウトロ地区出身の友人から話を聴いて衝撃を受けました。日本にもそんな場所があったのかと・・・。 ウトロは戦争の時代に形づくられた、日本社会から「置き去りにされた」朝鮮人のまちでした。僕らが知らなかった、壮絶な歴史がここにはあります。そんな「なんとなく知っているようで、実は知らなかったこと」を、真心かけてたっぷり紹介してくれるのがこの平和祈念館です。 もしかすると「自分には差別の気持ちなんかないよ」と思っていても、漠然と「知るのが怖い」「知らされてないんだから、わざわざ知らなくていい」と感じている人がいるのではないでしょうか。 これは、異なる文化において多文化共生の基本的な根幹にある問題であり課題です。 僕は逆だと思うのです。テレビや学校教育では語られない、教えてくれないことにこそ、これからの時代に求められる声なき声の行き場があるような気がするのです。 小・中・高校生の参加も歓迎です。今、共に学びにいきましょう! ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ■開催日時:2023年7月8日(土)10:00~13:15 ■教室:ウトロ平和祈念館(宇治市伊勢田町ウトロ51-43 ) ■受講料:1,200円(入館料+団体ガイド料として平和祈念館に収められます。釣り銭のないようご用意ください) ■定員:15名(申し込み先着制) ■教える人:金 秀煥さん(ウトロ平和祈念館副館長) 金秀煥/きむすふぁん。1976年生まれ。コリアン三世。 幼少期から朝鮮学校で学び、朝鮮大学校政治経済学部卒業。卒業後は民族団体に所属し、2010年からウトロ地区にある南山城同胞センターに勤務。ウトロ地区では住民の生活支援とウトロを訪れる人びとの案内などを務め、現在はウトロ平和祈念館副館長。 【当日の流れ】 10:00 はじまりのあいさつ 10:05 ウトロ平和祈念館見学 11:05 休憩 11:15 交流カフェでQ&A・振り返り 12:15 アンケート記入後、カラスマ大学スタッフと一緒に自由見学(自由解散) 13:00 終了 【注意事項】 ※館内には撮影禁止の場所があります。当日の案内に従ってください。 ※祈念館に駐車場9台ありますが、なるべく公共交通機関をご利用ください。 (授業コーディネイター:飯島健)
連絡先
+ 050-5873-9032
karasumauniv.net@gmail.com
「リバーサイドカフェ」内 Japan, Kyoto, Sakyo Ward, 高野蓼原町25 リバーサイドハイツ