【レポートあり】核なき世界のつくりかた
47都道府県を巡って核兵器廃絶について語り合う「議員ウォッチプロジェクト」とのコラボレーション授業です。
サービス内容
\追記/<授業レポートをブログ欄にUPしました!> https://www.karasumauniv.net/blog ◎ 「もし、いま、核兵器が使われたら?」 ニュースで「核兵器」という言葉をよく聞くようになりました。さらに、「核兵器を使うぞ」という脅しも実際に行われています。テレビをつけると、「ロシアは核を使うのか」という専門家やジャーナリストの議論にいとまがありません。 ウクライナでの戦争、日々飛び交う世界の情報を受け止めて、心を痛めている方も多いのではないでしょうか。 でも、なかなか教えてもらえないのが、「政治家でもなんでもない生活者の私たちに、いったい何ができるのか」ということ。「核兵器を使われないようにするためには、どうすればいいの?」ということ。 この緊張や恐怖からまぬがれる日が来たら、本当に安心だと思いませんか? 2017年、核兵器禁止条約というきまりが生まれ、2021年に発効しました。 この条約は、核兵器をつくることも、使うことも、持つことも、「使うぞ」と言って脅すことも禁止しています。核兵器を解体する道筋も示しています。もし、すべての国がこの決まりを守ると決めれば、核兵器はなくなります。 しかし、この条約に入ろうとしない国々がまだあるので、時間がかかります。いま、この決まりを守るという国は、世界197カ国中の68カ国。 なんと、私たちが暮らす日本は、入ろうとしない国のひとつです。 それでは日本が核兵器禁止条約に入るには、どうしたらいいのでしょうか。 「議員ウォッチプロジェクト」では、日本のそれぞれの場所から核兵器のない世界をねがう一般の人々が、議員や議会に働きかけを行っています。大学生も、働いている人も、スマホひとつでアクションできます。 https://giinwatch.jp いつか核兵器がこの世界からなくなったとき、あのときのアクションが未来につながった、ということになります。未来の自分のためにも、子どもたちにも、そんな世界を残せたらいいですよね。 今回の授業では、このプロジェクトに取り組んでいるNGOピースボートのスタッフと一緒に、核兵器のこと、条約のこと、「議員ウォッチ」のことについてお話します。 みなさん、ぜひご参加ください。 (授業コーディネート:飯島健(活動家)) ▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△ ◆開催日時:2022年11月26日(土)15:00~16:30 ◆場所:バザールカフェ(烏丸今出川上ル) ◆受講料:1,000円(1ドリンク代含む) ◆定員:15名(申込先着制) ◆先生: 松村真澄(核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)/議員ウォッチ/ピースボート) まつむらますみ:1976年生まれ 幼いころから海外のひととつながることに憧れ、10代最後にアイルランドを自転車で一周。一度銀行員を経験するも、スペイン芸術を学びに単身スペインへ。習得した語学を生かし、ピースボートの船旅に参加。以来、ラテンアメリカの魅力を伝える。故フィデル・カストロ、ホセ・ムヒカなど、元大統領との面会を実現。それぞれの指導者が、「日本と言えば、ヒロシマ・ナガサキ」という核廃絶への意識の高さに心を打たれる。それ以来、被爆者の方々との旅を続け、いまは核兵器禁止条約を活かした「核なき世界」を求めて奔走する。 高橋悠太(慶応義塾大学生/議員ウォッチ) 核廃絶ネゴシエーター、東京の大学4年生。 「崖の上のポニョ」のモデルになった広島県福山市に生まれる。中高時代、被爆者のみなさんと出会う中で、核の問題と向き合いはじめた。大学進学後、国会議員に直接会いに行き、「核兵器についてどう考えていますか?」と尋ね始める。最初は緊張したけれど、彼らは私たちが選出している代表者。政治を私たちの手の中に取り戻し、日常の一部にしていきたいと思い、これまでに40人以上と対話し続ける。内容は投票の参考にしてもらうためにSNSで発信中。2022年、国際会議でウィーンとニューヨークに渡航し、国連でスピーチもした。 世界には1万2000発超の核兵器があって、私たちはみんな、核の時代に生きる"当事者"。だから、地域を問わず、全国で一緒に考えたい。好きなものは、紅茶と梅を漬けること。ニックネームは、社長 or ゆーてぃ! 【当日の流れ】 14:30 受付開始 15:00 「核なき世界のつくりかた」 15:45 質疑応答 16:00 グループに分かれて振返り 16:20 シェアタイム 16:30 終了 ※本授業は、47都道府県を巡って核兵器廃絶について語り合う「議員ウォッチプロジェクト」とのコラボレーション授業です。 【感染症予防および拡散防止対策へのご協力のお願い】 ■新型コロナウイルス感染症の発生に関し、感染拡大の防止に細心の注意を払い、講座を実施します。参加者のみなさまもご協力ください
連絡先
+ 050-5873-9032
karasumauniv.net@gmail.com
「リバーサイドカフェ」内 Japan, Kyoto, Sakyo Ward, 高野蓼原町25 リバーサイドハイツ